1953年に産声をあげた北栄電設株式会社の前身である渋谷電気商会。その創業者である渋谷辰次が、創業時の社屋を自身の手で描いた一枚のスケッチがありました。その原画をもとに、画家・桜井旭氏が油絵として描き起こしました。(2026年9月)
原画を忠実に再現しながらも、油絵の重厚感や多層的な表現を大切にしました。原画の要素が非常に大きいため、私個人の作品というよりは、創業者との共作のような一枚だと感じています。
テーマとして意識したのは『時間の重なり』。企業理念や現在に至るまでの経緯を丁寧にヒアリングさせていただいた上で、創業期からの歴史や変化、そして変わらない想いを幾層にも重ね合わせ、油絵ならではの質感と色・タッチで表現しました。
心は職人
そのような心意気を持つ人を、私たちは敬意を込めて「職人」と呼ぶ。
職人の心を持つ者相集い、日本一の技術とノウハウをもって依頼主の期待に応えることで、道がつながり、街が栄え、国が栄える。その結果として、私たちも物心両面の豊かさを手にする。
そんな企業を目指し続けよう。

桜井 旭AKIRA SAKURAI / PAINTER
_ing Exhibition Vol.2(2025)出展作家1996年 兵庫県明石市生まれ。金沢美術工芸大学 油画専攻を卒業後、2025年に同大学院 博士後期課程(絵画分野)を修了。現在は金沢市を拠点に油彩で制作を続けています。その場に立って対象をよく観ることから絵を起こす画家で、目の前の景色をそのまま写すのではなく、その場所の環境や、そこで出会った人との関わりから生まれる変化までを画面に取り込んでいきます。雪山で描いた高さ5メートルを超える大作など、現場に身を置く制作を重ねています。
略歴・個展・受賞・所蔵作品は、作家の公式サイトに掲載されています。
公式サイト / Instagram @raisakusakusaku